推しがいる生活

Snow Man 箱推しファンによる日々の感想です

終わらないMemories

2020/3/18 に、公式 YouTube チャンネルで公開されました。


Snow Man「終わらないMemories」(Summer Paradise 2019 at TOKYO DOME CITY HALL)

デビュー前最後の、彼らのオリジナル曲。とっても美しいバラードで大好き。どうか音源化して欲しい。

 

Snow Dream について以前、『この歌のアンサーソングって、私は「朝焼けの花」じゃなくて「D.D.」なんだな、って思った。』と書きました。でも、この「終わらないMemories」が、本当のアンサーソングだったんだ。と、今更のように気が付いたので書いてます。

 

 

サマパラ 2019 ということは、9 人体制になってデビュー前最後のライブでの初披露。Snow Man の怒涛の 2019 年を知っている人がこの曲を聴いて、「男女間のラブソング」だと考えることはあまりないと思う。相手は別れた他人ではなく、過去の自分たち。

多分、この 2019 最後のライブでも、まだ 6 人の Snow Man を想う古参のファンの方々が多数いたのだろうと思います。涙を見せて去っていった、あるいは去ろうとしている古くからのファンの方たちに対し、その想いを知っている、というメッセージが込められていると感じました。「終わらないMemories」とは、「決して忘れない」と同義だから。

しかし同時にこのタイミングで、Jr 時代、ひいては 6 人時代に決別して、「9 人で行く」ということを更に明確に提示する楽曲としてこれを選んだと思っています。

 

「君以上の人に出会うことはない。でももう帰れない」という全員によるユニゾンの切なさ。

「この坂を越えたら新しい何かを手にし進めますように。」という、しょっぴーと高音をハモるラウのフレーズもさらに美しくて心に残ります。

 

そして曲の後にファンに向け表示されるメッセージ。阿部ちゃんを中心として皆で考えたとの何かに書いてありました。

夏に日葵が咲くように、君とがあってわラウ

そんな和な未来へたつ

どんな時だって、君をらせますように。            

                  Snow Man

「Snow Dream」が、パラノイア気味に 6 人の名前を入れ込んでいたのと同様に、このフレーズに 9 人全員の名前が入っている。「未来へ翔びたつ」ために、9 人でやっていく。その固く強い決意を潔く明確に示した、新しいメッセージ。

 

私は 9人になってからの彼らしか知らないので、何年もの間6人の Snow Man を応援してきた方々の気持ちはわかりようがないところがあります。どうしても受け入れられずファンを降りた人も少なからずいたと聞いて、それは仕方ないことだとも思っています。

 

でも、Snow Man には戻る選択肢はないし、そうする意思もないということなんですよね。この曲が示すように、現実的に二度と戻ることもできないですし。

誰が悪いわけでもないけれど、人生ってそういう「選択」の積み重ね。生きていくどこかで、必ず人生を変える重要な転機が訪れて、後になって振り返ると明確に「ああ、あの時だった」とわかるイベントがあるもの。

そして彼らの選択は間違っていなかったと思うし、これから彼らは、それが間違っていなかったことを証明するために歩んでいくんだなと感じます。そんな彼らと一緒に歩んでいかれるファンでいたいなと強く思わせてくれる楽曲です。