推しがいる生活

Snow Man 箱推しファンによる日々の感想です

メンバーそれぞれの歌唱について考える

セカンドシングル『KISSIN' MY LIPS / Stories』の発売が発表になり、通常版のカップリング曲2曲もラジオでオンエアされました。avex さんの公式サイトでも視聴できますね。

https://avex.jp/snowman/discography/detail.php?c=single&id=1017526

 

10月7日に音源を手にしフルで聴けるまでが待ち遠しいですが、4曲それぞれが特徴がありバラエティー豊か。ファンを喜ばせようとしてくれている感がビシビシ伝わってきます。

カップリング曲は映像では披露されていないので歌割りについてわからない部分もあるけど、ソロ部分では誰なのかはっきりわかる個所もあり、声からどんな歌唱なのかを想像するだけでも楽しいです。

滝沢歌舞伎ZEROでも色々な歌を披露してくれているので、セカンドシングルに入る4曲と歌舞伎の楽曲をメインに、それぞれの歌唱についてこれまで感じたことを書いておきます。

 

ひーくんはいつも、歌い出しとかサビとか曲の肝という重要個所で、確実にピリッと締めてくれる。声は低め、でもすごく綺麗でかつ自然と醸し出される色気と華があって、さすが「うちのエース」だなといつも実感します。『ひらりと桜』の「月明り照らす夜に狂い咲く桜」のソロ、『With Love』の冒頭、『D.D.』 の「My heart has no rule」、『KISSIN' MY LIPS』の「Everyone be saying 'Slow Down'」の部分など、彼の歌のうまさと美声を堪能できて大好き。ひーくんの歌ってとにかく心に染みる。

 

同様に男性の色気を感じる声なのがふっかさん。シングル曲では歌割り控えめなのであまり気が付かなかったんだけど、私は滝沢歌舞伎の『Maybe』で、とにかく彼の声にやられました。「(どこかでずっと願っていた想いを)君がかなえてくれたのか、必然の奇跡か」の部分が特に秀逸。彼の年齢でこそのこの色気、さすがです。多分ここ、ふっかさんの音域にドンピシャなのもあるのかな。彼の美声聞きたさに何度もヘッドフォンでリピートしてしまいます。あと『Stories』2番冒頭「ふりかえればそう、いつでもそばで勇気くれた(かけがえない仲間たちの笑顔)」をふっかさんが歌ってくれたの、胸が熱くなります。

 

『Maybe』はとにかくあべふかの掛け合いとハモリが素晴らしいのですが、阿部ちゃんの温かみのある声も長くソロで聴けるからすごくうれしい。ソロ部分少ない人なので特に。シングル曲などでは重要なところで下ハモしていることが多いけど、それぞれの楽曲のクオリティが高いのはこの安定した阿部ちゃんのハモリが大いに寄与していると思っています。ソロで歌った素顔4の『ドラマ』もひたすら可愛かった~。(その上あべさくがエモくて最高すぎる。)ブラックアベベも大好きなので、彼の『Taboo』が一度でいいから聴きたいと切望中。

 

しょっぴーはいよいよ声に磨きがかかってきて素晴らしいですよね~。『ファンターナモーレ』の出だしとサビ最後の高音のフェイクが、ゾクッとするほど格好いいです!そのくせ『君の彼氏になりたい。』では、楽しそうに「無理無理無理~」って歌ってくれているんだろうなー。声に個性があるからどんな歌でも彼担当部分が明確にわかるのも、メインボーカルとして彼が持つアドバンテージの一つ。とにかく唯一無二の声の持ち主なので、彼のイケボが Snow Man の楽曲の個性になりつつあるのが尊いです。願わくば彼の喉に負担がかかりすぎませんように。

 

声に個性があるのはこーじ君も同じで、すごく甘くて癖のある声音ですぐわかる。しょっぴーとのデュエット『ディア・ハイヒール』のパフォーマンスは永久保存版ですよね。楽曲ではしょっぴー担当個所と同じ部分を歌うことも多々あり、歌が非常に上手くかつ観客を魅了する高スキルの人だと思います。『Stories』の2番のソロ「少しも色あせずこの胸に輝いている」の部分、歌うの難しいと思うのにさらっとこなしている感じが恰好いい。あとは『Cry Out』のスーパーこーじタイム「溢れだす Feeling 月が満ちるほど Delight」も彼の魅力満載なのですが、そのちょっと前の「Groove なダンジョン攻め込め」も良き。彼の声と歌唱が加わったことによって、Snow Man の曲に深みがとても増したと思います。

 

さっくんの場合は、高い演技力と技術で結構いろんな声が出せちゃうじゃないですか。色気マシマシの声とかラップ時の太い声とか、きっと求められるとすぐその通り歌えちゃう器用さがある人なんですよね。だから逆に、素で歌っている感じの歌唱が素敵だなって気づきました。『Snow World』2番のソロ、「いっしょに描こう輝く物語」と、『Stories』の「確かにあると今は信じられる」の彼の声がすごくナチュラルで大好き。もちろん『KISSIN' MY LIPS』のスーパーいわふかタイムもエッジが効いてて大人な佐久間君を魅せてくれて素晴らしい。あと、あのとき生ライブだったからこその、一人で全部のラップを担当した殺気だったパフォーマンスも超絶恰好良かった!!! そうなった経緯に関し複雑ではあるけど、あれは多分本当に忘れられない人が多いのでは。

 

めめの声は低めで渋くて柔らかくて、なめらかなビロードみたい。『D.D.』の「閉ざされた扉へ Closer」のとか『KISSIN' MY LIPS』の「Don't care who you use to be」部分のちょっとささやくような声の出し方、めめ担以外の人でも簡単に落ちちゃいそうなほど素敵です。このやさしい発声は歌舞伎の『With Love』冒頭ソロ部分「足跡はどこまでも続いていく」でも堪能できます。あと『Snow World』2番の彼のソロ「遥か彼方めざして」は、最初「ここはひーくん?」と思っていたほど声質が似ていて、二人の声の親和性がわかった気がしました。めめの下ハモも信頼感と安心感があって好き。あとらじらーで生披露した尾崎豊氏の「I Love You」超絶甘くて素敵でした!

 

舘様は、いつ聴いてもどの曲でも安定して「ロイヤル舘様」のままなのが突き抜けてていいなと思っていたのですが、最新の『君の彼氏になりたい。』では「俺の彼女になるつもりなの」がいつもと違う感じで、舘様もわかってわざと、面白くなっちゃいそうなところギリギリを攻めている、あるいは十分面白がってやっているんじゃないかと。彼のちょっとコミカルな部分が強調されている気がして楽しかったです。実はかなりお茶目な舘様が垣間見える貴重な楽曲ですね。

 

らうちゃんは、素顔4の時からどれを聴いても声が少しずつ変化していて、これこそ彼の今の年齢だからこその不安定さ、新鮮さ、初々しさだなと思います。彼が15歳だったときの歌唱はもう二度と聴けないけど、これからどんな風に大人の男性の声になっていくのかを聴かせてもらえるのがものすごく楽しみ。それと共に、『With Love』のソロの堂々としたパフォーマンスには驚愕。初めての舞台、初めての芝居、初めての主演とはとても思えないオーラが出てました。滝沢君が彼と彼の才能を見出してくれて、彼の才能を最大限に伸ばしてくれる Snow Man に加入させてくれて、そして彼自身も加入する決心をしてくれて、心底ありがたいとつくづく感じます。

 

今思うのは、早くファーストアルバムも聴かせてほしいってこと。6人時代のも含め、デビュー前のオリジナル曲も全部網羅してもらえたら本当にうれしいけど、無理なのかしら。

ここにきて、6人だろうが9人だろうが Snow Man であることに変わりはないって本気で思えるので。6人の頃があってこその今の9人の Snow Man なのは変えようがなく、今となってはそこに何らわだかまりを感じる必要すらもう全くない、そう実感させてくれる彼らのグループとしての完成美、完璧さがあると思います。

 

セカンドシングルも絶対ミリオンにしようね!